'98 W.S.R.通信
太陽とともだち No.3

梅雨前線を吹っ飛ばせ・・・過去最高219台が大集合

　サッカーＷ杯の熱戦に誰もが熱狂サポーターとなり一喜一憂、日本列島がどよめく中、ソーラービークルのＷ杯《1998 ＷＳＲ》の開幕まで、あと１か月となりました。こちらもサッカーに劣らぬ熱戦が期待できます。５月末日でエントリーを締め切ったところ、ソーラーバイシクル128台、ソーラーカー91台の申込みをいただきました。WSBRではカテゴリーSが大幅に増加し、WSRではWSCでもお馴染みの５チームの強豪海外チームがやって来ます。常連チーム、新チーム入り交じっての混戦は必至です。皆様のご健闘を心より期待しております。
　梅雨明けはもうすぐです。

■競技上の注意事項

▼ 車両検査への遅刻［ＷＳＢＲ／ＷＳＲ共通］

　やむを得ない事情により、所定の車両検査日時に間に合わないチームに対しては翌日の再車両検査時間内に対応を予定しておりますが、その際、待ち時間が長くなったり、場合によっては最高速度コンテスト・タイムトライアルに出場できない場合もあり得ることを予めご了承ください。また、車検の遅滞や他チームへの影響を考慮し、所定の車検受付時間（WSBR‥7/24（金）12:30 〜15:00，WSR‥7/29（水）9:00〜12:00）に間に合わないチームは、最高速度コンテスト・タイムトライアルの成績に関係なく、翌日のマラソン・本レースは最後尾からのスタートとなります。大会のスムーズな進行のため、ぜひ所定の時間を遵守されるようご協力をお願いします。

▼ バラストについて　［ＷＳＢＲ（カテゴリーS）／ＷＳＲ共通］

　競技車両に積み込む各ライダー・ドライバーのバラストは、各チームで予め準備の上、車検時にはすぐ測定できるようにしておくこと。形状，材質は特に問いませんが、工具等はバラストとは認めません。やむを得ず使用する場合は、工具として使えないよう完全に封印します。

▼ 自動車保険の加入について　［ＷＳＢＲ／ＷＳＲ共通］

　全競技車両は、所定の自動車保険の加入が義務づけられております。各自が最寄りの保険会社で加入してください。また、千代田火災さんのご協力により入村受付時に現場で即加入できるよう受付カウンターを設置の予定です。千代田火災さんに事前に加入する場合は、同封の申込書をご利用ください。

▼ エントリー書類内容の変更　［ＷＳＢＲ／ＷＳＲ共通］

　提出書類の内容について、各自で再度、未提出・未記入・規定違反などがないか確認をお願いします。また、届出内容に変更がある場合は、正確を期すため、参加要項の様式に従い、必ず書面（郵送／ＦＡＸ／E-mail）で速やかに提出すること。電話での届出はご遠慮ください。変更の最終期限は入村受付時までとなっておりますが、競技運営の円滑化のため、事前の届出にご協力ください。

▼ 競技時間について　［ＷＳＢＲ］

　マラソンの競技時間は、同封の公式通知No.2を参照のこと。

▼ カテゴリーＡのＩＳＦ公認品について　［ＷＳＢＲ］

　既に公式通知No.1（4/2 発行） で公認の太陽電池及び蓄電池を通知しておりますが、追加認定がありましたので同封の公式通知No.3をご参照ください。この追加に伴い、仕様の変更をされるチームは速やかに事務局までご連絡ください。（郵送／ＦＡＸ／E-mail）

■ソーラースポーツラインで本番前に試走ができます

　7月4日（土）〜23日（木）（7/5（日）を除く）の期間、大会出場チームに限り、各チーム１回のみ使用料を無料とします。期間外または２回目以降の利用は通常料金となります。（ ソーラーバイシクル‥利用人数１人につき４時間まで100円， ソーラーカー‥車両１台につき４時間まで15,000円）　利用の際は、エントリー完了通知を提示のこと。他チームや一般利用者（自転車・マラソンなど）との共用もあり得ます。マナーを守り、事故防止に充分配慮してください。伴走用自動車の乗り入れは各チーム１台まで許可しますが、それ以外の一般自動車の乗り入れは厳禁です。その他、係員の指示に従ってご利用ください。
【大潟村ソーラースポーツライン管理棟　TEL 0185-46-3910】

■ピット情報

　参加台数の増加や諸般の事情により、誠に申し訳ありませんが、昨年までのようなピット配置ができなくなりました。各チームには、競技車両用ピットとしてテント（間口４間×奥行２間）を設置します。ソーラーカーは２台で１区画（但し、フリークラスは１台につき１区画 ) を割当）、ソーラーバイシクルは４台で１区画の使用となります。 これまでの半分のスペースとなり、チームの皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、事情をご理解くださいますようお願いします。
　ピット内には電源２口コンセントと蛍光灯は設置します。スペースが狭く、はみ出す車両もあるかと思いますので、各自対応策を準備してきてください。また、複数チームでの共同使用ですので、お互いマナーを守り、協力しあってご使用ください。

■キャンプ情報

　出場チームの皆様の宿泊用として、昨年と同規模のキャンプ場（選手村）を設営します。あくまで仮設ですので、不便な点も多いかと思いますが、ぜひご利用ください。
　キャンプ場は１区画当たり約40m²、路面は未舗装の更地です。競技車両運搬車などの大型車両の乗り入れは出来ません。乗用車程度の車両であれば１区画に１台程度は横付けできます。主な設備は、共同の簡易シャワー・トイレ・炊事場。（ガスコンロなどはありません。）テントや炊事用具などキャンプ用具は各自でご持参ください。
　この施設は、たくさんの参加者の宿泊・滞在の場です。マナーと節度を守り、お互いが気持ち良く利用できるようご協力をお願いします。特に、ゴミ処理については、「容器包装リサイクル法」に基づき、徹底した分別収集を行います。各チームでは、「ゴミ取扱責任者」を決め、大会本部の指示に従い、決められた方法、場所、時間での処理にご協力ください。詳しい分別方法は、後日ご連絡いたします。各自、自覚と責任をもった処理をお願いします。
　尚、お手数ですが、当方の準備のため、キャンプ場を利用されるかどうかの意向を同封の調査表にご記入の上、７月７日（火） までご返送ください。区画の割当は事務局にご一任ください。