W.S.R. in Akita 大会速報


1997 World Solar-Car Rallye in Akita
7月30日

車両検査(その2)

 バイシクルと違い重量もそれなりのソーラーカーは、牽引を想定してそれなりに頑丈なフックが必要です。これを使用することはそうそう無いとは思いますが、念のため。

 ドライバーよりカラオケマイクで1曲ご披露頂くことになりました。今大会初登場の音量計測器(正式名称はわかりません)。従来は、音が出ればよかったホーンですが、今大会から90ホーン以上の音量が必要となりました。音量が十分でないために、パスできなかったチームが結構多く見受けられました。

 バッテリーの配線までしっかりチェック。合格すると車検済みのシールが貼られます。

 重量のあるソーラーカーでは制動能力もシビアになってきます。8%の勾配のある坂での静止が可能であるサイドブレーキの装備が必要となりますし、最後にはバイシクルと同様のブレーキテストが待っています。

 普通自動車より大きいソーラーカーのスラローム走行は圧巻です。ちなみに、右側のコーンポストは最初から倒して置いてあるものです。

 山と積まれたバッテリーに計量後の検査済シールを貼っているのは・・・おや、「ZDP」WebmasterのSさんではありませんか。オレンジの腕輪、ということは今回ドライバーとして出場されるんですね。

 後続車にブレーキングを知らせるブレーキランプも安全上重要な要素。サイズを測る時に一緒にチェックを行います。明るくて写真では判りませんがちゃんと光っていました。

 ソーラーパネルは単純な面積のチェックではなく、縦4.44m×横2m×高さ1.6mの箱の中に入り、地表投影面積が・・・・とレギュレーションに書いてあります。



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