古河電工賞を新設します!!
日本での初めてのソーラーカーレースは,エネルギー消費増と環境保全との相反するテーマに関心が持たれ,電気自動車などのクリーンエネルギー自動車の開発,実用化がより強く求められる中,1992年に電気事業者連合会とエネルギー庁の強力なバックアップにより石川県・能登で実現しました。
そして,20年が経過し、猛威を振るってしまった東日本大震災の後,自然の力が主役となり,必要以上の電気エネルギーをつくり出す責任の重さと貴重な電気を使用する尊さを改めて感じさせられます。
秋田県大潟村での大会は、ソーラーカーの大会は26年を迎え、世界で初めて開催された「ワールド・エコノ・ムーブ」は、今年で24回目を迎えます。
また、ものづくり及び技術者育成の観点から、モーターの自作部門クラスの設定や特別賞など推進、昨年からソーラーカーの大会から章典を設定しました。
背景として、ガソリン車もディーゼル車も、モータリゼーションの柱でしたが、「モーターと組み合わせる」という仕組みはこの20年で大きく進化しています。
“100%ピュアEV”の世界はいずれ訪れます。 現在でも市販車でも車はモーターが主動力の時代に入り、車メーカーも自社で独自の開発が進められてきています。
一般的にも,「温暖化対策と経済成長の両立には省エネが極めて重要な役割を占める。」と指摘されています。
最初は、特別賞として扱い、その後、自作部門クラスの設定を検討しています。更にグランプリの大会でのポイントにすることも検討中です。
エントラントとオフィシャルが一体となって、健全なる電気自動車の普及・促進を目指し、挑戦を繰り返えしているのが「ワールド・エコノ・ムーブ」です。
古河林業賞を新設します!!
このたび、当社は地元企業として、ワールド・エコノ・ムーブにおける地球環境保護の観点や、共に地域の交流を図るという趣旨に賛同し、新たに「古河林業賞」を設けることと致しました。事前に申請頂いたチームの中から、チームの絆を循環させ前年より走行距離を伸ばしたり、エコに向けた取組として環境に配慮した車体づくりで出場した3チームを表彰いたします。
近年、太陽光を始めとした化石燃料代替エネルギーに関する技術発展は目覚ましく、将来、環境対策面からも更なるイノベーションが発生し得る分野でもあり、再生可能エネルギー利用の本レースが持つ意義は益々重要になると考えます。
お互いの若い力を結集し、切磋琢磨しながら、優れた技術や卓越したチームワークで、地球環境保護の発展、循環につながることを期待しています。
副賞「アドベンチー」
※古河林業の秋田スギが使われています。